グローバル経済が加速するなか、そして日本のあらゆるビジネスにおいて海外とのやりとりが当たり前になってきたなか、英語のニュースから情報収集することが今まで以上に重要になってきました。ところで、皆さんは下記の英単語をいくつご存知でしょうか。(オルタナ編集長・森 摂)
1) ail 2) spat 3) dip 4) nip 5) jolt
6) loom 7) feud 8) woo 9) vow 10) stem
これらの単語は英語メディア、特に記事の「見出し」に多く出てくる単語です。日本語と同様、英語メディアでも見出しは簡潔な表現が命です。そのため文字数が4文字以下の短い単語が多用されますが、その多くは日本の英語の教科書にはあまり出てこないのです。
短い英単語を知らないと、知らずに読み飛ばしてしまったり、意味を誤解してしまったりすることが多いのです。
そこで、本コラムでは、「オルタナ式英単語術」と題して、これらの短くても大事な単語を3つずつ、ご紹介します(毎月第3週のメルマガに掲載します)。
1)ail
ailは「苦しめる」「病む」の意味です。形容詞ailingは「病んでいる」「危機的な」。企業であれば「業績不振」の状態を指します。
Beyoncé Honors Ailing Aretha Franklin at Detroit Concert
「ビヨンセ、デトロイトのコンサートで闘病中のアレサ・フランクリンを讃える」(2018年8月14日)
https://www.nbcsandiego.com/entertainment/entertainment-news/Beyonce-Honors-Ailing-Aretha-Franklin-at-Detroit-Concert-490817131.html
Ailing Turkish Lira Gets Bitcoin Fans Excited
トルコの通貨危機でビットコインのファンが色めき立つ(2018年8月14日)
https://www.financemagnates.com/cryptocurrency/news/ailing-turkish-lira-gets-bitcoin-fans-excited/