オルタナ54号(2018年9月28日発売)

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今月号の表紙
滝川クリステル(たきがわ・くりすてる)1977年フランス生まれ。一般財団法人クリステル・ヴィ・アンサンブル代表。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問。WWFジャパン顧問。現在、『教えてもらう前と後』(毎日放送)でMCを務める。(撮影:高橋 慎一)
【誌面ではスペシャルインタビュー「声も出せず、葬られる動物」を掲載】

feature story
ストローは序章

世界同時「脱プラ」の衝撃

海洋プラスチック問題を機に、世界では「脱・使い捨てプラスチック」の動きが加速している。英国では2019年に禁止の予定で、EUも追随する情勢だ。日本企業が無視や放置をすれば大きな「CSRリスク」になりかねない。日本政府も、このまま放置すれば海外からの批判は免れない。「ストロー」は序章に過ぎない。

次のCSRリスク(本誌まとめ)

①レジ袋、PETボトル、ガムなど
②その他、生態系に大きな影響を与える素材
③外国人労働者の人権・労働・待遇問題
④アニマルウェルフェア(動物福祉)
⑤パーム油に続く天然ゴムなど熱帯の産品
⑥電力のトレーサビリティ
⑦その他、SDGsの精神を軽視する企業行動

・世界で進む「脱プラスチック」の動き
・主要外食企業によるストローの取り組みアンケート
・主要コンビニに聞いたレジ袋施策

[アディダス]
NGOと連携、危機を商機へ

海洋プラスチック汚染が騒がれるなか、独アディダスではNGOと組んで、危機を商機に変えた。海のプラスチックゴミを原料にしたシューズやユニフォームなどを開発し、サステナブルなブランディングに取り組む。

[ピリカ]
科学技術で流出経路特定へ

科学技術で環境問題の解決に取り組むベンチャー企業ピリカ(東京・渋谷)は、海を漂うプラスチックごみの流出経路の解明へ向けて調査を開始した。流出経路を特定することで、プラごみ問題を解決する「エンジン」になりそうだ。

[英国]
2042年までに脱プラ
ボトムアップで実現

英国政府は2018年1月、「2042年までに脱プラ社会を実現する」と宣言した。政府が思い切った環境対策に踏み出すきっかけは、業界や国民など民間レベルでの意識の盛り上がりに押されたケースが多い。脱プラ宣言の背景に何があったのか。

[フランス]
レジ袋禁止法から2年
リサイクルに課題

フランス政府が2016年7月1日に発効した石油由来のレジ袋禁止法の効果が着実に出てきた。レジ袋は有料になり、消費者の間でエコバッグ持参が定着した。一方で、植物原料の生分解性プラスチックボトルの普及が進むなか、企業に課される環境分担金がその発展を阻害するといった現状もある。

alterna person

日色 保(ジョンソン・エンド・ジョンソン社長)
「クレドー」は経営の暴走を許さない

「企業は顧客、社員、地域社会、株主に対して責任をもたなければならない」。ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の「我が信条(Our Credo/クレドー)」はビジネスにおけるあらゆる場面で判断基準になっているという。「良い会社」とはどうあるべきか、日色保社長に経営論を聞いた(肩書は2018年7月の取材当時)。

2 Social Design Gallery

ウユニ塩湖に眠るレアメタル

8 art

高橋さとみの切り絵ワールド──企業にはカオがある

9 column

オルタナ魂  森  摂

水蒸気フィードバックと豪雨被害

social business around the world

10    [欧州編/オランダ]運河のごみ釣りツアー、ボートはPET再利用

11    [アジア・オセアニア編/ニュージーランド]QR付きTシャツで難民の体験を共有

12    [北米編/米国]NYで注目高まるアップサイクル家具

14 feature story

columns

35 オルタナティブの風  田坂 広志

多重人格のマネジメント

37 エゴからエコへ  田口 ランディ

フィンドホーンの今

agriculture

38    農業トピックス  西村 ユタカ

39    日本農業 「常識」と「非常識」の間  徳江 倫明

有機JAS認証が次に目指すべきもの

forestry

40    林業トピックス  編集部

41    「森を守れ」が森を殺す  田中 淳夫

深刻な森林の獣害に眼を向けよう

fishery

42    漁業トピックス  瀬戸内 千代

43    人と魚の明日のために  井田 徹治

市場の「黒いウナギ」、6割超が出所不明

fair trade

44    フェアトレードトピックス  中島 佳織

45    フェアトレードシフト  中島 佳織

「自称フェアトレード」を見破る英国市民

fundraising

46    ファンドレイジングトピックス  三島 理恵

47    社会イノベーションとお金の新しい関係  鵜尾 雅隆

組織内外をつなぐ担い手(バウンダリースパナー)を育てよ

circular economy

New 48  廃棄物・静脈物流トピックス  エコスタッフ・ジャパン

New 49  論考・サーキュラーエコノミー  細田 衛士

廃プラ問題、レジ袋有料化はすぐできる

50    オルタナティブな空間  馬場 正尊

行政プロセスの大逆転、今年も佐賀で

53    欧州CSR最前線  下田屋 毅

国際人権条約は道半ば

54    CSRトピックス  CSR48

障がい者も働ける花屋さん 他

alterna S presents

56    オルタナSな若者たち

「眠る宝」で里山を活性化

60    KIYOの哲学 考察編  南 清貴

健康に不可欠な「植物栄養素」とは

61    エコでヘルシーな食空間  岡村 貴子

鎌倉の食材店、人と素材の架け橋に

62    エシカル・ファッションの旗手たち  生駒 芳子

パレスチナ刺繍と着物文化をつなぐ

64    世界のエコホテル巡礼  せきねきょうこ

渓流沿いに佇むエコ旅館の歩み

66    間違いだらけの自転車選び  山本 修二

長く乗るなら競わない自転車を選ぶ

alterna SELECT

67    編集部おすすめの逸品たち

選択肢にアニマルウェルフェア

CSR executive forum

68    CSR北海道 CSR関東 CSR関西

72    読者の声&プレゼント

flash fiction

74    「こころざし」の譜  希代 準郎

白い帆船、私の「恩送り」

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  • ストローは序章世界同時「脱プラ」の衝撃
  • 海洋プラスチック問題を機に、世界では「脱・使い捨てプラスチック」の動きが加速している。英国では2019年に禁止の予定で、EUも追随する情勢だ。日本企業が無視や放置をすれば大きな「CSRリスク」になりかねない。日本政府も、このまま放置すれば海外からの批判は免れない。
  • オルタナパーソン:「クレドー」は経営の暴走を許さない

2018年9月27日(木)14:48

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