日本で最も「SDGsウォッシュ」なのは?

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国連持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)などによる国別の「SDGsの達成度ランキング」(2018年)は、日本は前年の11位から順位を落としたものの、15位に入りました。

しかし、上記のような事実から、私はとても日本が15位に入る資格はないと考えます。感覚的には、2018年12月に世界経済フォーラム(WEF)が発表した「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」(分野別の男女格差指数)における日本の順位(149カ国中110位、先進国で最低)と同じくらいの国際的位置付けに思えます。

このように、「政府がSDGsにそぐわない行動をすることや、うわべだけの取り組みに終わること」は日本や日本企業への批判につながり、国や企業にとって大きなリスク要因になります。

ESG(環境・社会・ガバナンス)投資の重みが飛躍的に増した今、こうしたリスクは企業にとって株価の不安定要因につながりかねません。

日本政府は、SDGsへの取り組み不足が国や地域としての競争力を落とし、グローバル経済における貿易や投資への悪影響を及ぼしかねないことを認識すべきです。

SDGコンパスが規定する「アウトサイドイン・アプローチ」は、企業や組織が外部社会からの要請に対応し、事業リスクを低減し、チャンスを拡大することを提唱しています。

2019年は、大阪でG20サミット首脳会議が開かれる年です。日本政府が海洋プラスチックを含むさまざまな政策でリーダーシップを取り、日本が世界から尊敬され、日本企業がリスクを低減し、チャンスを拡大できるよう、大きく変革できる年になることを願って止みません。

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2019年1月4日(金)0:23

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