フォルクスワーゲン、持続可能性とパーパスが両輪

■オルタナ本誌59号 トップインタビューから

9月の独フランクフルトモーターショーでは、大手各社はこぞってEV(電気自動車)化への意欲を鮮明にした。新型EV「ID.3」を主力車に育てたい独フォルクスワーゲン(VW)グループもその一つ。同社のサステナビリティ責任者であるラルフ・プフィツナー氏は、「持続可能性とパーパス(存在意義)は強い関係にある」と話す。 (聞き手・森 摂=オルタナ編集長 文・寺町 幸枝)

フォルクスワーゲングループ・ サステナビリティ責任者 ラルフ・プフィツナー

サステナブル目指す理由

ーー サステナビリティ(持続可能性)とプロフィタビリ ティ(利益)を同時に追求することは可能だと考えますか。

私の考えでは、その2つは協力関係にあると思います。相反した関係ではなく、環境、社会、そして経済という「トリプルボトムライン」が、長期的に企業が成功するための前提だと思っています。

もちろん短期的に、利益を効率的に上げるために悩むこともありますが、100%自信を持って言えるのは、企業が利益を追求しつつ成功するには、サステナビリティは欠かせないのです。

*この続きは雑誌「オルタナ」59号(第一特集「動物福祉(アニマルウェルフェア)のリスクと機会」、12月17日発売)に掲載しています。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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