もんじゅ、装置落下で損傷調査開始

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日本原子力研究開発機構は11月9日、高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)の原子炉内で今年8月に発生した「炉内中継装置」の落下トラブルを受け、装置内の損傷調査を開始した。

炉内中継装置は原子炉容器内で燃料棒を運ぶ際に使用し、直径46センチ、高さ12メートルの円筒状で、重さは約3・3トン。燃料交換後の片付けで今回の装置を取り外す作業中に約2メートル落下した。その後2度にわたり回収を試みたが、途中で装置が引っ掛かり失敗している。

今回の調査では装置の落下時に損傷や変形がないかを確かめるため、装置の内部に鏡が付いた器具を入れて調べる。装置の撤去が完了しない限り全体の工程が進まない状況で、損傷が深刻な場合は今年5月の運転再開後では初めて、より厳しい対応が求められる「法令報告」の対象となる可能性がある。(オルタナ編集部=斉藤円華)2010年11月9日

日本原子力研究開発機構 敦賀本部 プレスリリース(PDF)

2010年11月9日(火)14:37

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