震災復興、まちの再活性化、新しい農業形態の創出を重点テーマとした社会起業プラン・コンテストが現在応募を受け付けている。
内閣府の地域社会雇用創造事業の一環で、最大500万円の起業支援を受けられる。2012年3月までの執行を対象とし、ウェブサイトやメールでエントリーできる。
この事業を行っているのは、社会的企業育成支援事業コンソーシアム。民主党政権となった2009年度に70億円の第二次補正予算が計上され、同コンソーシアムやいろどり(徳島県上勝町) やNPOのETIC.(東京・渋谷)などの12団体が実施団体としてプロポーザルで選ばれた。
社会的企業育成支援事業コンソーシアムは、これまで起業家支援のセミナーやサポート、支援金給付などを行ってきた。社会起業プラン・コンテストも第4回となり、本事業としてはこれがラストチャンスとなる。
エントリーシートの締め切りは11月7日。希望者にはエントリー後、起業プランのブラシュアップやプレゼンテーションのスキルアップの機会が与えられる。
また、社会的企業やNPOを支援するための連続講座iSB(institute of Social Business)公共未来塾も同コンソーシアムが主催で開催している。
最終回となる第6期が22日に開講。横浜の関内フューチャーセンターを拠点として講座が開かれるが、オンラインでの受講も可能だ。受講料は無料。(オルタナ編集部=有岡三恵)