EU、化粧品や人工芝などマイクロプラ使用製品の販売禁止

記事のポイント


  1. EUは、マイクロプラスチックを添加した消費財の販売禁止措置を採択した
  2. 人工芝に使う充填剤、化粧品、洗剤、柔軟剤など幅広い製品が対象だ
  3. 約50万トンのマイクロプラスチックの環境への放出を防げる見込みだ

欧州委員会は、マイクロプラスチックを意図的に添加した消費財の販売を禁止する。人工芝に使う粒状の充填剤や、マイクロビーズなどを含む化粧品、洗剤、柔軟剤、玩具など幅広い製品が対象だ。本規制によって、約50万トンのマイクロプラスチックの環境放出を防ぐ見込みだ。(オルタナ編集部・北村佳代子)

人工芝に使われる充填剤も規制の対象に
北村(宮子)佳代子

北村(宮子)佳代子

アヴニール・ワークス株式会社代表取締役。伊藤忠商事、IIJ、ソニー、ソニーフィナンシャルで、主としてIR・広報を経験後、独立。上場企業のアニュアルレポートや統合報告書などで数多くのトップインタビューを執筆。英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー。2023年からオルタナ編集部。

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キーワード: #プラスチック

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