世界の自動車15社気候変動対策ランキング、首位はベンツ

記事のポイント


  1. グリーンピース・ジャパンは、世界の自動車大手15社の気候変動対策ランキングを発表した
  2. パリ協定の1.5℃の目標と整合性のある脱炭素に取り組んでいるかを評価する
  3. ベンツ、BMW、SAIC(上海汽車集団)がベスト3、日本はホンダが最高で10位に

国際環境NGOグリーンピース・ジャパンは10月19日、「自動車環境ガイド2023」を発表した。世界自動車大手15社の気候変動対策を内燃機関車の段階的廃止、サプライチェーンの脱炭素化など3項目で評価。メルセデス・ベンツ、BMW、SAICがベスト3、日本はホンダ10位、日産11位、トヨタ13位、スズキ15位だった。(オルタナ総研フェロー=室井孝之)

グリーンピース・ジャパンは日本の自動車メーカーに「反EVロビー」をやめることや、材料調達や製造過程の包括的な見直しを求めた
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室井 孝之 (オルタナ総研フェロー)

42年勤務したアミノ酸・食品メーカーでは、CSR・人事・労務・総務・監査・物流・広報・法人運営などに従事。CSRでは、組織浸透、DJSIなどのESG投資指標や東北復興応援を担当した。2014年、日本食品業界初のダウ・ジョーンズ・ワールド・インデックス選定時にはプロジェクト・リーダーを務めた。2017年12月から現職。オルタナ総研では、サステナビリティ全般のコンサルティングを担当。オルタナ・オンラインへの提稿にも努めている。執筆記事一覧

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キーワード: #脱炭素

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