磯焼けが生んだ痩せウニを再生養殖、磯焼け防止にも

記事のポイント


  1. シーフードレガシーなどが第5回サステナブルシーフードアワードを開催した
  2. 北三陸ファクトリーと愛知県立三谷水産高等学校の活動が大賞に輝いた
  3. 磯焼けが生んだ痩せウニを再生・商品化し、磯焼け防止活動をビジネス化した

日本の水産業のサステナビリティに貢献したプロジェクトを表彰する「第5回サステナブルシーフードアワード」が10月17日に開かれた。北三陸ファクトリー(岩手県洋野町)と、三谷水産高等学校(愛知県蒲郡市)が大賞に輝いた。北三陸ファクトリーは、磯焼けで痩せてしまったウニを再生して商品化し、磯焼け防止活動をビジネスにした。(オルタナ編集部・下村つぐみ)

サステナブルシーフードアワードは5回目を迎え、現場だけでなく、サプライチェーンやマーケティングなど多岐にわたる取り組みが増えてきた
下村 つぐみ(オルタナ編集部)

下村 つぐみ(オルタナ編集部)

1997年兵庫県生まれ。公立鳥取環境大学卒業。大学では環境学部に所属し、循環型社会におけるグループ・ダイナミックスを専攻。大学卒業後、カナダのトロントへ短期留学し、海外と日本の比較からサステナブルの取り組み状況について理解を深める。日本に帰国後の2022年10月、株式会社オルタナ入社。

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キーワード: #生物多様性

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