記事のポイント
- エーザイや積水化学工業など「インパクト加重会計」の活用が広がる
- 専門家は恣意的な数字を出すなど「ウォッシュ」のリスクも指摘する
- ウォッシュを防ぐには「計算式を開示すること」が重要となる
エーザイや積水化学工業など「インパクト加重会計」の活用が広がる。環境や従業員、製品についての正負のインパクトを貨幣換算して「見える化」する手法だ。一方で、この手法に詳しい専門家はインパクト加重会計には「恣意的に」数字換算されるというウォッシュのリスクもはらむ。ウォッシュを防ぐには「計算式の開示」が重要であると指摘した。(オルタナ編集部・萩原 哲郎)
