「インパクト加重会計」、計算式の開示でウォッシュ防げる

記事のポイント


  1. エーザイや積水化学工業など「インパクト加重会計」の活用が広がる
  2. 専門家は恣意的な数字を出すなど「ウォッシュ」のリスクも指摘する
  3. ウォッシュを防ぐには「計算式を開示すること」が重要となる

エーザイや積水化学工業など「インパクト加重会計」の活用が広がる。環境や従業員、製品についての正負のインパクトを貨幣換算して「見える化」する手法だ。一方で、この手法に詳しい専門家はインパクト加重会計には「恣意的に」数字換算されるというウォッシュのリスクもはらむ。ウォッシュを防ぐには「計算式の開示」が重要であると指摘した。(オルタナ編集部・萩原 哲郎)

インパクト加重会計のフレームワークの公開草案が出て、10月16日までパブリックコメントを募集した
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萩原 哲郎(オルタナ編集部)

2014年から不動産業界専門新聞の記者職に従事。2022年オルタナ編集部に。

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キーワード: #ESG

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