戸籍の性別変更、最高裁が生殖不能手術要件は「違憲」と判断

記事のポイント


  1. 最高裁は、性別変更のための生殖不能手術要件は違憲であると決定
  2. 特例法では事実上、生殖器の摘出手術を求めていた
  3. 今後、同法は見直されることになる

最高裁大法廷は10月25日、性別変更のための生殖不能要件は違憲であるとの決定を下した。戸籍上の性別を変更する場合、性同一性障害特例法で「生殖腺や生殖機能がないこと」を求めており、事実上、卵巣や精巣の摘出手術が必要だった。今後、同法は見直されることになる。(オルタナ副編集長=吉田広子)

最高裁大法廷は、性別変更のための生殖不能要件は違憲であるとの決定を下した
最高裁大法廷は、性別変更のための生殖不能要件は違憲であるとの決定を下した
yoshida

吉田 広子(オルタナ副編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。執筆記事一覧

執筆記事一覧
キーワード: #ビジネスと人権

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..