オルタナ総研統合報告書レビュー(27):住友ゴム

記事のポイント


  1. 住友ゴムは組織課題解決に向け「組織体質アンケート」を実施
  2. 「挑戦しやすい環境がある」のポジティブ回答率が8割を超えた
  3. 人事担当執行役員は「組織体質改善の取り組みに終わりはない」と述べた

住友ゴムは「挑戦しづらい環境」など組織課題の改善度合いを科学的に検証するため、「組織体質アンケート」を実施し改善に取り組みました。その結果、「挑戦しやすい環境がある」の設問に、ポジティブ回答率が8割を超えるまで改善されました。統合報告書2023の中で人事担当役員は、「組織体質は、環境や人の組み合わせで変化するので組織体質改善の取り組みに終わりはない」と述べています。(オルタナ総研フェロー・室井孝之)

住友ゴム工業 統合報告書2023
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室井 孝之 (オルタナ総研フェロー)

42年勤務したアミノ酸・食品メーカーでは、CSR・人事・労務・総務・監査・物流・広報・法人運営などに従事。CSRでは、組織浸透、DJSIなどのESG投資指標や東北復興応援を担当した。2014年、日本食品業界初のダウ・ジョーンズ・ワールド・インデックス選定時にはプロジェクト・リーダーを務めた。2017年12月から現職。オルタナ総研では、サステナビリティ全般のコンサルティングを担当。オルタナ・オンラインへの提稿にも努めている。執筆記事一覧

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キーワード: #サステナビリティ

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