水俣病認定基準について環境省への批判が高まっている。2013年4月、最高裁が現行の水俣病認定基準の大枠を否定したにもかかわらず、現行基準を変えようとしないからだ。6月22日にはこの問題でシンポジウムが開かれた。
「チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム」が東京で開かれ、約70人が参加した。患者遺族が勝訴した溝口訴訟最高裁判決をうけて、環境省は何をすべきか議論した。山口紀洋弁護士(溝口訴訟弁護団)は、「現行の水俣病認定基準を一度破棄し、新たな制度をつくるべき」と訴えた。
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水俣病認定基準について環境省への批判が高まっている。2013年4月、最高裁が現行の水俣病認定基準の大枠を否定したにもかかわらず、現行基準を変えようとしないからだ。6月22日にはこの問題でシンポジウムが開かれた。
「チッソと国の水俣病責任を問うシンポジウム」が東京で開かれ、約70人が参加した。患者遺族が勝訴した溝口訴訟最高裁判決をうけて、環境省は何をすべきか議論した。山口紀洋弁護士(溝口訴訟弁護団)は、「現行の水俣病認定基準を一度破棄し、新たな制度をつくるべき」と訴えた。