[CSR]「ポイント・オブ・ノー・リターン」を通り過ぎないためには

「ポイント・オブ・ノー・リターン」という言葉をご存知だろうか。元々は航空用語で、「帰還不能点」(飛行機がもはや出発点に戻る燃料がなくなる点)という意味だ。つまり、「もはや後戻りできない段階」。この言葉が最近、私の胸に深く突き刺さる。せっかく、いくつかの重要なヒントがあるにもかかわらず、それに気付かず、危機領域に踏み込んでしまう企業の例が後を絶たないからだ。(オルタナ編集長 森 摂)

「とりあえず対処しておく」という判断があれば

最近、「水俣病の被害拡大は防げたかもしれない」という話を聞いた。そう話すのは、徳江倫明氏。らでぃっしゅぼーやの創業者で、今はFTPSという有機野菜のマーケティング・販売会社の社長だ。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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