世界の多くは、貧しさや差別などの問題を抱えています。あなたは運良く先進国に生まれたからという理由で、他人事として「観客」になっていませんか?
開発メディアganasの講演会は、あなたを「観客」から「主人公」(自分事として何かのアクションを起こすこと)へと導くことを目指します。
講演者:篠塚辰徳氏
フィリピンの邦字紙「まにら新聞」の元記者。日本人の窃盗、詐欺、殺人事件などの社会部ネタを担当した。1988年生まれ。明治学院大学国際学部卒。同大学を休学し、フィリピン国立大学に10カ月留学した経験を持つ。
講演概要
マニラなどアジアの都市では、困窮状態に陥った日本人が数百人、その日暮らしをしています。私は、新聞記者として働くなかで、「困窮邦人」と言われる人々に会い、海外生活での苦労話や後悔を聞きました。
「とりあえず海外に行けばなんとかなる」と考えもなく世界に飛び出すことは、何をもたらすのか。日本人が「なぜ失敗したのか」その訳を伝えます。
みなさんは、「フィリピン英語でペラペラに!」「起業して一儲け!」という広告を目にしたことはありませんか?
格安な英語留学やビジネスの成功を夢見て、フィリピン各地に渡る若者が急増しています。あなたの友達にもきっと1人はいるはず。
この留学ブーム、起業ブームの波に乗ろうとしたものの、事前の知識不足や計画不備、途上国ならではの思わぬ落とし穴にハマる日本人も。日本ではほとんど報道されない、これらの負の側面を学べる機会を提供します。
日時:1月10日午後7時10分~8時50分
主催:開発メディアganas、メドトーク
入場料:社会人1000円、学生500円
場所:JICA地球ひろば 6階
申し込み方法:devmedia.ganas@gmail.comあてに
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