三重・四日市市、災害ごみの処理で県外業者と連携

三重県四日市市と富山環境整備(富山市)は4月16日に災害廃棄物処理業務に関する協定を締結した。(エコスタッフ・ジャパン)

協定は南海トラフ巨大地震などの災害が発生した際に、富山環境整備が四日市市からの要請を受けた場合、迅速に災害廃棄物の撤去や運搬、処分などを行うものである。

四日市市では南海トラフ巨大地震が発生した場合、約400万トンの災害廃棄物が発生する見込みである。周辺業者も被災する可能性が高い。太平洋側と日本海側の両者で協定を結び、同時被災するリスクを低減する。

今回のような自治体と区域外かつ平常時に廃棄物処理の委託などをしていない事業者との協定は全国で初であり、被災時の処理体制の強化に必要な取り組みであるとしている。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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