オルタナ79号「CSR48presents CSRトピックス」39
社会的養護のもとで育った子どもや若者が社会で自立し活躍できるよう活動する、首都圏若者サポートネットワーク(若者おうえん基金・東京・港)は、2024年度もクラウドファンディングを実施した。
児童養護施設や里親など、「社会的養護」と呼ばれる公的な支援のもとで育つ子どもたちは、日本だけで約4万6000人いる。しかし近年、基金への関心を持ってもらうことの難しさも感じていた。
そこで初めての試みとして11月1日、当事者である若者自らが発案し、新宿駅前で直接訴える募金活動を行った。 困難を抱えている当事者自らが声を上げることで、支援の拡大に大きく寄与する一歩となる。(CSR48・佐久間玲子)