LINEヤフー、「3.11」の検索1回で10円を被災地に

記事のポイント


  1. LINEヤフーは3月11日に「3.11」と検索したユーザー1人につき10円を寄付する
  2. 寄付先は、東日本大震災や能登半島地震・豪雨の被災地支援に取り組む団体だ
  3. 防災意識を高めるため、避難行動を学べるコンテンツや「防災花火」なども展開する

LINEヤフーは、3月11日に「ヤフー」や「LINE」で「3.11」と検索したユーザー1人につき10円を寄付する。寄付先は、東日本大震災や能登半島地震・豪雨の被災地支援に取り組む団体だ。防災意識の希薄化を防ぐため、スマホで避難行動を学べるコンテンツや「防災花火」などを展開する。(オルタナ副編集長=吉田広子)

同社が展開する企画「3.11 これからも、できること。」では、「Yahoo!検索」や「Yahoo!きっず」、「LINE」のニュースタブ上部の検索窓で「3.11」と検索すると、ユーザー1人につき10円を寄付する。

寄付先は、公益社団法人3.11メモリアルネットワーク(宮城県石巻市)、NPO法人みやっこベース(岩手県宮古市)、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(東京・千代田)、一般社団法人能登復興ネットワーク(石川県七尾市)、公益財団法人ほくりくみらい基金(石川県金沢市)だ。

東日本大震災から14年が経つなかで、防災意識の希薄化が懸念される。そこで、LINEヤフーは、特設ページで防災コンテンツを充実させた。

「スマホ避難シミュレーション」は、地震や水害発生時に取るべき防災行動や情報収集の仕方を学べる避難体験コンテンツだ。「Yahoo!きっず」の特設ページでは、子どもにも分かりやすい「防災チェックリスト」を紹介している。

3月11日夜には、明治神宮外苑軟式球場など都内3カ所で、「防災花火」を実施し、追悼の意を込めた白い花火のほか、色とりどりの花火を打ち上げる。花火がきれいに見える距離と、避難場所までの距離が同じ2キロ圏内が目安であることから、避難場所を確認するきっかけにしてもらいたい考えだ。

yoshida

吉田 広子(オルタナ副編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。執筆記事一覧

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キーワード: #サステナビリティ

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