■雑誌オルタナ85号:エゴからエコへ(85)
「オラクルカード」の解説をすべてAIに読み込ませ、AIにカードリーディングをさせている、と友人が言う。面白そうなので、AIの占いを受けてみた。
「何を聞きたいですか」と問われたので「私がいまだ気づいていない潜在意識下のビジネスチャンスを教えてほしい」とお願いし、マニュアル通りにカードを切り、五枚を引いた。
だが、出たカードを読み込んだAIが提示してきた答えはありきたりでつまらない。しかも私がすでに取り組んでいるものばかり。
「これさあ、全部、実践しているよ」と答えるとAIは「あなたには新しく取り組むべき課題はなく、いまやっていることをしっかり進めていけばうまくいきます」との答え。
うーむ。やはり、と思った。
AIは企業にコンプライアンスされた電子巫女。意識の補助はできるが、無意識的飛躍をAIの土俵には乗せられないのかもしれない。

