2015年3月にスタートした[新]CSR検定は2016年10月30日(日)午前、第1回2級試験と第4回3級の試験を同日実施します。これに先立ち、7月15日に受験申し込みを開始しました。申し込み受付は 9月30日(金)17時をもって終了します。
[新]CSR検定試験は、CSRの理解者を企業や社会の中に増やし、CSRの裾野を広げることで、より多くの皆さんに「CSRとは何か」「なぜ重要なのか」を理解して頂き、業務にも活かして頂くことが目的です。最近の研究ではCSRの推進がES(従業員満足度)やCS(顧客満足度)にプラスの影響を与えることが報告されています。
3級試験は一般ビジネスパーソンや学生が対象です。CSRの基本知識を身に付けて頂き、CSR活動が企業価値を高めること、NPOとの協働の重要性、企業と社会が連携して社会的課題を解決する意味など、「CSRリテラシーの基本」を理解して頂くことが目的です。
3級試験はこれまで3回実施し、1290人が受験、1009人が合格しました。3級試験の合格者は「CSRリーダー」の呼称が付与され、名刺などにロゴを入れることができます。
2級試験は、3級試験または旧CSR検定試験に合格された後、さらにCSRの知見やリテラシーの向上に取り組む方々を対象としています。CSRをさらに深く学ぶとともに、より実践的な内容を学び、社会のニーズに応えること、つまり社会対応力を養うことで、企業や組織の価値を高めることを目的としています。今回が初めての試験になります。