再利用できるワールドカップ会場、カタールが計画

Sustainablebrands.comから転載]

解体したパーツはスポーツ施設のみならず、さまざまな用途の施設に利用可能だ© Fenwick Iribarren Architects

2022年にFIFAワールドカップを開くカタールで、世界で初めて解体、移動、リユースが可能なサッカースタジアムの計画が明らかになった。輸送用コンテナを標準化した部品を使って組み立てるという方式を取るため、従来ほど資材の必要がなく、廃棄物も減らすことができる。ワールドカップ終了後は建物を分解し、国内外で他施設の建設に再利用する。(クローディアー真理)

首都ドーハ市内に新築されるラス・アブー・アブード競技場は「社会的責任あるスタジアム」を目指し、スペインのフェンウィック・イリバレン・アーキテクツ(FIA)がデザインを担当した。サステナビリティ、モジュール性、可動性、レガシー、機能性、象徴性をコンセプトとしている。
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mari

クローディアー 真理・ニュージーランド

1998年よりニュージーランド在住。東京での編集者としての経験を生かし、地元日本語月刊誌の編集職を経て、仲間と各種メディアを扱う会社を創設。日本語季刊誌を発行するかたわら、ニュージーランド航空や政府観光局の媒体などに寄稿する。2003年よりフリーランス。得意分野は環境、先住民、移民、動物保護、ビジネス、文化、教育など。近年は他の英語圏の国々の情報も取材・発信する。執筆記事一覧

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キーワード: #CSR

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