ところが、アネスリー新事務局長によると「最近、若い会員が増えており、若者の間では、グリーンピース・アレルギーが無くなってきたと感じる」そうです。希望的観測も含めて書くと、若者の間で社会課題に対する関心が高まり、その担い手としてグリーンピースを含めたNGO/NPOに対する期待値が高まっているのかもしれません。
同じ国際環境NGOであるWWFジャパンの筒井隆司事務局長は、本誌インタビュー(オルタナ53号掲載)で、「NGOとの連携は企業の生存競争」と言い切りました。
その言葉通り、この数年、国際NGOの存在感はとみに高まりました。2015年の「パリ協定」もNGOの参加・協力なしには成立しなかったでしょう。