そして「人間のコントロールを超えた、決して後戻りのできない連鎖反応が始まるリスクがあります。(中略)私たちにとって、50%のリスクというのは決して受け入れられません。その結果と生きていかなくてはいけないのは私たちなのです」と結びました。
今回の国連「気候行動サミット」ではグレタさんの演説が話題を呼びましたが、それ以上に重要なのは77カ国、100都市以上が気候変動対策を約束し、これから具体的なアクションが始まることです。
このサミットは、国際的な気候変動を始めて協議した「リオ地球サミット」(1992年)、SDGsを採択した「国連持続可能な開発サミット」(2015年)、パリ協定を採択したCOP21(第21回気候変動枠組条約締約国会議)に続く、大きな節目になったと確信しました。