「カーボン実質ゼロ」目標でないと世界に通用しない

そして「人間のコントロールを超えた、決して後戻りのできない連鎖反応が始まるリスクがあります。(中略)私たちにとって、50%のリスクというのは決して受け入れられません。その結果と生きていかなくてはいけないのは私たちなのです」と結びました。

今回の国連「気候行動サミット」ではグレタさんの演説が話題を呼びましたが、それ以上に重要なのは77カ国、100都市以上が気候変動対策を約束し、これから具体的なアクションが始まることです。

このサミットは、国際的な気候変動を始めて協議した「リオ地球サミット」(1992年)、SDGsを採択した「国連持続可能な開発サミット」(2015年)、パリ協定を採択したCOP21(第21回気候変動枠組条約締約国会議)に続く、大きな節目になったと確信しました。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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