東急が「RE100」で再エネ100%公約、国内鉄道で初

東急はこのほど、日本の鉄道会社として初めて「RE100」に加盟した。RE100は、事業で使う電力を100%再生可能エネルギーに変えることを目指す国際的な企業・組織のネットワークだ。同社は2050年までに事業で使用する電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目指す。(オルタナS編集長=池田 真隆)

中期3か年経営計画 基本方針で定めた3つのサステナビリティ、「低炭素・循環型社会」を重要テーマの一つに掲げていた。

RE100には、フォーチュン・グローバル500企業などを含む様々な分野の企業が加盟しており、加盟社数は200以上で、売上高の合計は500兆円近い。再生可能エネルギーで事業活動を行う企業や組織が結集することで、ESG投資家の期待に応えるとともに、政府や行政に対しても再エネへの移行を訴える。世界の炭素排出量の約15%削減が目標だ

RE100は国際NGOクライメートグループが、国際NGO CDPとパートナーシップを組み運営している。日本では、日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)がRE100の地域パートナーとして、日本企業の参加を支援している。日本で加盟している企業は東急の加盟を合わせて、26社。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #RE100

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