利用ではなく、活用する
楽天では「社会に貢献したい、役に立ちたい」という意識が強い社員が多いという。
インターネットの力で、シャッター街が目立つようになってきた地方都市の活性化を「エンパワメントする」ことを事業の本質と考える楽天は、創業メンバーの言葉を借りると「今持っている能力や力を、利用でなく分け与え活用する」という意識が、創業当初から刻まれているという。
実際色々な事業が、楽天を通じて一気にスケールアップしていく様を目の当たりした創業メンバー。「モノが売れないを解決するのではなく、もっと売りたいという夢をサポートしたいと考え、それが楽天の文化になっていった」(小林CWO)。
利益追及型の一般的なビジネス上の成功における展開が主軸だった楽天が、少しずつ現在の社会貢献を強く意識した事業展開にシフトチェンジしてきたことに繋がる。
楽天は「課題先進企業」