
同社の給水機は水道直結式で、3種類のフィルターを通過して浄水される。「ナノ繊維」を使用し、静電気作用で微細なウイルスなど不純物を吸着・除去するフィルターや、ココナッツの皮を焼いた活性炭など、水道水を3つのフィルターでろ過することで、安全かつ飲みやすい品質を実現している。
ウォータースタンドの本多均社長は「給水スポットの整備はいま世界的に広がっている。京都市内の神社仏閣などへの設置により、世界中から訪れる観光客のグリーントラベルを推進したい」と述べる。
同社は1969年の創業以来「事業を通じて社会に貢献する」ことを根幹に、オフィス向け機器のレンタル事業などを行ってきたが、2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)を契機に、水事業を中核にSDGs貢献に取り組む姿勢を明確にするため2018年7月社名を「ウォータースタンド」に変更した。
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