想像してみてください。
あなたは、陸地から遠く離れた南極にいます。外は寒く、3週間近く船の中で生活しています。あなたの仕事は、ここにいるすべてのペンギンの数を数えること・・・。

Greenpeace is in the Antarctic to investigate the impacts of the climate crisis as part of the Protect the Oceans Expedition, a year long pole to pole ship tour, campaigning for the establishment of ocean sanctuaries to safeguard this frozen region and its penguins, seals and whales, and to help address the climate emergency.
(This picture was taken in 2020 during the Antarctic leg of the Pole to Pole expedition under the Dutch permit number RWS-2019/40813)
これは、グリーンピースの船旅に同行している科学者たちが行っている調査の1つです。私たちは、神秘に満ちた海と、その海が直面している危機を伝える旅の最終地点にいます。科学者とフォトグラファーを同行し、北極から南極へと世界の海を縦断しています。
最終地点の南極では、ペンギンの個体数を数えていました。
無人航空機(UAV)とAIを駆使した調査も行っていますが、地道に1羽ずつ数えていく作業もときには必要です(数えている間は、ペンギンがじっとしていてくれることを願いながら…)。
ここでは、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校とノースイースタン大学の科学者たちが、南極半島の近くのエレファント島にいるヒゲペンギンの群れについて調べています。
減少するペンギンの数
ここにいるペンギンの群れを調査し、気候変動やその他の脅威によって、どのような影響があるのかを調べたところ、厳しい結果が見えてきました。