
第2の都市リヨンは国内の製造所に150万枚のマスクを注文し、5月18日から配布を始めた。NGOや介護施設を通して、まずホームレスと高齢者に配布する。
それ以外の人は電話かインターネットで日にちと場所(主に市営スポーツ施設)を予約して、証明書を持って家族の人数分を取りに行く。隣人や取りに行けない人の代理で行ってもよく、その場合は、登録時にその人の名前も記入し、その人の名前と住所を示す証明書を持参する。
自治体が配るマスクのサイズや材質、形はアフノールの規格に従っているので、これに沿って作れば、安心してつけられる上、「小さすぎる」などの文句は出ない。自治体は地域の実態を把握しているので、二重に配布したり、住んでいる人がいない企業の住所に配布するといったことは起こらない。
各自治体が製造業者を選んで発注するので、国が一括して少数の企業に注文するより受注業者の数は多くなり中小企業が潤う。マスクの配布は国が行うよりも自治体に任せたほうが効率的で、中小企業の振興につながる。
[…] フランスでも布マスクを無料配布、市町村が担当 http://www.alterna.co.jp/31084 […]