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【2010年度:2010年7月18日~2010年11月21日(126日)石川県志賀町 ネオニコの蜂群への影響(CCDとの関連性)】[1]
「オルタナ」本誌で発表済み
詳しくはこちらへ⇒ https://www.alterna.co.jp/10402/3

2007年ごろから指摘され始めた蜂群崩壊症候群(CCD)と呼ばれる現象は養蜂や農業のみならず、生態系の危機へつながる深刻な問題である。病原体説や農薬説など様々なCCD原因説が提案されているが、決定的な結論は出ていない。

これまでCCD原因解明のために、限定された条件下での実験やCCD発生後の巣箱内の病原体の分析などが行われてきたが、CCD発生過程の長期現場実験は殆ど行われていない。

欧米ではネオニコ系農薬を状況証拠から使用禁止した国も多いが、日本では科学的根拠が確定されていないため禁止に至っていない。そこで、日本で広く使われているジノテフラン(DF)とクロチアニジン(CN)の長期投与実験を行い、その間の蜂数や蜂児数の変化および農薬摂取量を追跡し、蜂群がCCDの状態を経由して滅亡に至ることを初めて明らかにした。

このような現象はネオニコの長期残効性により、女王をはじめとする蜂群に長期間に亙って影響し続けるためであると推定している。このネオニコの持つ長期残効性で神経に強固に結合するという特性は、農薬投与実験の加速実験の可能性を示唆している。

なお、この長期野外実験において、農薬種による農薬の殺虫能力の相違を補正するために、カメムシを駆除する推奨濃度を参考にして、殺虫力が同じくなるように投与する農薬濃度を調整した。

農薬入り花粉ペースト投与群の致死率高い

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