消費者庁は、消費者に「賞味期限」の意味を正しく理解してもらうために「『賞味期限』の愛称・通称コンテスト」を開き、ツイッターで募集を呼びかけた。応募は100件を超え、食品ロス削減の日である10月30日、内閣府特命担当大臣賞と消費者庁長官賞を発表した。大臣賞は「おいしいめやす」、長官賞は「たべごろ目安・のみごろ目安」が受賞した。消費者庁は、受賞した愛称を同庁のウェブサイトとSNSで公開し、今後同庁が共催する食品ロス削減全国大会でも展示を行う。(オルタナ編集部)

長官賞を受賞した静岡県在住の茂澄優(ゆたか)さん(右)©消費者庁提供

「賞味期限」は、食品ごとに定められた方法で適切に保存した際に、品質を十分に保つことができると認めた期限だ。賞味期限を超えたとしても、食品の品質は保たれていることもある。

一方で、「消費期限」は期限を過ぎたら食べることを控えたほうがよい期限だ。「味」と「費」以外、言葉の音が同じなので、二つの期限の意味をはき違えている人も少なくない。

賞味期限の意味を周知するため、同コンテストは開かれた。大臣賞を受賞したのは静岡県在住の栗尾あゆみさん。長官賞は、静岡県在住の茂澄優(ゆたか)さんに決まった。

日本国内では、毎日一人あたり茶碗1杯分の食糧を廃棄している。消費者に正しい賞味期限の意味を伝える愛称を使うことで、食品ロスの削減につながると期待する。