コロナ後の次世代モビリティとは

たった数カ月で全人類を苦しめ、暮らし方や働き方を変えてしまった新型コロナウイルス(COVID-19)。そのパワーはどんな自然災害よりも強烈だった。まだ完全には収束していないものの、私が属しているモビリティ業界もテンヤワンヤの大騒ぎだ。各メディアやコンサルタント「ポストコロナ、アフターコロナ、ウイズコロナ」などと色々なシナリオを描いている。(清水 和夫=モータージャーナリスト)

しかし、どのレポートを読んでもピンとこない。過去の成功体験への未練を感じるからだ。決して元には戻れないという「チャレンジング」なシナリオを考えるべきなのか。今はまだその時期ではないような気がする。

しかし、第一波かもしれないコロナの被害は、世界でも日本は飛び抜けて好成績をあげている。人口10万人当たりの死亡者数は非常に少ない。日本が優秀なのは、世界のメディアも注目している。感染者ゼロの岩手県には海外メディアからの取材が相次いでいるそうだ。

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shimizukazuo

清水 和夫(自動車ジャーナリスト)

武蔵工業大学電子通信工学卒、1981年からプロのレースドライバーに転向、1988年本格的なジャーナリスト活動開始、日本自動車ジャーナリスト協会会員(AJAJ)、日本科学技術ジャーナリスト会議会員(JASTJ)、著書・共著に『クルマ安全学のすすめ』『燃料電池とはなにか』『ITSの思想』『ディーゼルこそが、地球を救う』などがある。

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