英語で学ぶ「サステナビリティ」(2)

前回スタートしました新企画、英語でサステナビリティを学びます。今回はLesson 2 MDGs (2004) to SDGs (2015) を読んでいきましょう。(相島 淑美=神戸学院大学経営学部准教授)

【語註】

integrate     統合する
representative  代表
precedence   優位、優先権       take precedence   優先する、上位にある
apply to    ~に適用する 
address     対処する  
ensure     ~を確かにする
enactment    制定      
implementation  遂行  
advocate    主張する、支持する 
immerse   ひたす     
transparent  透明な          

MDGsとは
The former Millennium Declaration was adopted at the United Nations Millennium Summit held in New York in September 2000. 189 representatives of the United Nations member states, including 147 heads of state took part in the event.

まず、SDGsの前身であるMDGs(Millennium Development Goals: MDGsミレニアム開発目標)について述べられています。MDGsは開発分野における国際社会共通の目標であり、貧困と飢餓の撲滅等2015年までに達成すべき8つの目標を掲げ、一定の成果をあげました。

なおSDGsとの違いについてですが、MDGsはおもに途上国の問題に焦点を当てていた(先進国は援助側という認識)のに対し、SDGsでは途上国・先進国に共通の課題として経済・社会・環境というテーマを設定しています。目標の数も8から17に増えてより包括的となったほか、SDGsでは企業が積極的に問題解決に役割を果たすことが期待されています。【抄訳は省略】

aishima

相島 淑美(神戸学院大学経営学部准教授)

日本経済新聞記者、清泉女子大学英文学科教員を経て現職。翻訳家。鈴木淑美名義でJFK伝記など20数冊の訳書がある。 博士(先端マネジメント、関西学院大学)、MBA(関西学院大学)、修士(文学、慶應義塾大学)。文化・文学の視点から日本のマーケティング、SDGs、エシカル消費について研究している。執筆記事一覧

執筆記事一覧
キーワード:

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..