米・バイデン大統領の脱炭素政策とは

民主党のジョー・バイデン氏の大統領就任式が日本時間1月21日午前2時頃、行われた。注目すべきは脱炭素戦略だ。米国は、地球温暖化に懐疑的なトランプ政権において「パリ協定からの離脱」、「石炭火力への規制緩和」など、世界的な流れに逆行していた。大国である故にその影響は大きく、世界的にも懸念されていた中で、バイデン大統領は気候危機を最重要課題に挙げている。(寺町 幸枝)

「大統領及び議会に期待する最重要課題とは何か」に対する答え。 PEW調査研究所が米国人成人男女1500人に調査を実施。2014年 以前は、「地球温暖化対策」という質問項目で、2015年以降、「地球温 暖化」または「気候変動」という項目で質問され、34%が「地球気候変 動」、38%が「地球温暖化」と答えている。 出典: PEW調査研究所の報告書 「経済的な懸念が後退するにつれて、公共政
策のアジェンダにおける環境保護が高まる」を基に編集部作成
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寺町 幸枝(在外ジャーナリスト協会理事)

ファッション誌のライターとしてキャリアをスタートし、米国在住10年の間に、funtrap名義でファッションビジネスを展開。同時にビジネスやサステナブルブランドなどの取材を重ね、現在は東京を拠点に、ビジネスとカルチャー全般の取材執筆活動を行う。出稿先は、Yahoo!ニュース、オルタナ 、47ニュース、SUUMO Journal他。共同通信特約記者。在外ジャーナリスト協会(Global Press)理事。執筆記事一覧

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キーワード: #脱炭素

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