渋沢栄一氏は「論語と算盤」でも有名なとおり、日本の近代化の中でのビジネスセクターの成長と発展の礎を築いた人でもあり、同時に社会貢献活動にも大きな力を発揮し、近代日本の大きな流れをつくった人だ。

渋沢栄一氏は、個々のビジネスや事業を企画し、運営しながら、その現場での活動から本質をつかんで、政治や制度、社会システムも進化させたところが素晴らしいと個人的に思っている。

また、そのシステムを欧米からそのまま持ってくるのではなく、システムの本質を理解して、日本風に適合化させるシステムに変化させられる。更には、社会システムを進化させながら、その先鞭を切る具体事例としての事業体も立ち上げていく。そして公共への奉仕の精神という骨格の哲学が一貫している。