持続可能性を全面に、人と自然に優しいホテル

エコホテル巡礼(1) GOOD NATURE HOTEL KYOTO

●エコなポイント

1.ホテルとして世界で初めて「WELL Building Standard(WELL認証)」をゴールドランクで獲得。環境や健康に配慮した建物として認定
2.使い捨てない社会、循環する社会を目指し資源を大切に
3.地産地消、産地支援に根差した持続可能な経済成長と循環型社会の実現

印象的な複合施設ビル「GOOD NATURE STATION」の前景。吹き抜けの緑化(京都の植生を再現した「大緑化壁」)された空間

環境型ホテルとして幾つもの厳しい決まり事を掲げるのではなく、ゲストが肩の力を抜いて自然に快適に過ごせるよう配慮され、同時に、環境に優しい対応をコンセプトとする、「人にも、自然にも、優しいホテル」が誕生した。

京都において、環境型ホテルであることを前面に押し出すホテルは幾つかあるものの、ここ「GOOD NATURE HOTEL KYOTO」は、食も、買い物も、カルチャーも、健康も――と欲張りな滞在ができる贅のあるホテルである。

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せきね きょうこ(ホテルジャーナリスト)

連載:エコホテル巡礼 仏国留学後、スイス山岳リゾート地で観光案内所勤務中にホテル暮らしを経験。仏語通訳を経て94年から現職。世界のホテルや旅館の「環境、癒し、もてなし」を主題に現場主義を貫く。ホテルのアドバイザー。コンサルタントも。著書多数。公式サイト:http://www.kyokosekine.com

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