海洋汚染はプラスチック問題の一部にすぎない

■暮らしから考えるサステナビリティ(2)

鼻にストローが刺さったウミガメや胃から大量のプラスチックが見つかったウミドリなどの画像が拡散され、広く認識されることとなった廃プラスチックによる海洋汚染。生物多様性や愛護の視点から、世界中で廃プラスチック回収やビーチクリーン、リサイクル推進など解決に向けたアクションが展開されている。しかし、海洋汚染はプラスチック問題の表層であり、石油化学業界の目論見や、使い捨て消費材への依存と無関心、健康被害など根本にある事象を知らなければ真の解決策には至らない。(照井敬子)

イラスト提供:The Story of Stuff Project
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照井 敬子

薬樹株式会社SDGs推進担当マネジャー・NPO法人Liko-net代表理事 医療という人の命に関わる仕事だからこそ、持続可能な仕組みを大切にしたいとの考えのもとSDGs推進を担う。また、NPO法人としてサステナブルをテーマに生活者に向けた啓発イベントを行う。

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キーワード: #サステナビリティ

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