KFCやピザハット、30年に全ケージフリー卵

KFCやピザハットなどを運営するレストランチェーン世界最大手の一つ、ヤミ―ブランズ(米ケンタッキー州)は9月3日、2030年までに使用するすべての卵をケージフリーに切り替えると発表した。ケージ飼育の平均面積は鶏1羽に付きiPad一台分しかなく、アニマルウェルフェアの観点から切り替えを求める声が消費者やNGOから出ていた。これまでにバーガーキングやヒルトン、ユニリーバ、ネスレなど100を超えるグローバル企業がケージ飼育からケージフリーに切り替えている。(オルタナS編集長=池田 真隆)

ケージフリーの卵に対する消費者の需要は高まっている
M.Ikeda

池田 真隆 (オルタナS編集長)

株式会社オルタナ取締役、オルタナS編集長 1989年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。 環境省「中小企業の環境経営のあり方検討会」委員、農林水産省「2027年国際園芸博覧会政府出展検討会」委員、「エコアクション21」オブザイヤー審査員、社会福祉HERO’S TOKYO 最終審査員、Jリーグ「シャレン!」審査委員など。

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