9月16〜18日の3日間で1万406人を動員したSDGsライフスタイルフォーラム(主催:一般社団法人オーガニックフォーラムジャパン、共催:オルタナ)に、「サステナブル★セレクション(サスセレ)」に選ばれた14社が登壇しました。エシカルな製品を企画した経緯や思いなどを担当者がスピーチしました。当日の模様を動画でご紹介します。(オルタナ編集部)

サスセレとは、オルタナ編集部が定めた審査基準をもとに選んだ、製品/サービス/ブランドです。詳しくはこちら

第1部

1.BALIISM Japan株式会社 0:16:27 〜 0:30:00

バンブーストロー

繰り返し使える竹製ストロー「バンブーストロー」

バリ島の計画伐採地区で採れた高品質の竹を使ったストロー。現地の職人が一つずつ手作りしている。サイズはノーマル、子ども用のミニサイズ、タピオカ用の3種類。自然素材の持つ暖かみのある質感が特徴だ。繰り返し使える竹ストローは生分解性があるので自然に還る。世界的に展開しているラグジュアリーホテル・アリラホテルグループや日本のカフェで採用されている。

バンブー歯ブラシ

◆竹製歯ブラシで脱プラに貢献「バンブー歯ブラシ」

柄の部分に100%天然の孟宗竹を使った竹製歯ブラシ。ブラシ部分は、植物由来のひまし油から生産されたバイオマスブラシを採用し、脱プラスチックに貢献している。毛質はやわらかく、やさしい磨き心地と毛先の細かさが特徴だ。温かみのある手触りと見た目で、洗面台にそのまま置いても生活感が出ず、インテリア性もある。しっかり握れる円筒形状とオーソドックスな平型形状の2種類。

2.株式会社山櫻 0:30:24 〜 0:42:36

「リークスクーグ(rik skog)」

◆バナナから紙製ハンガー「rik skog」

紙製品製造・販売の山櫻(東京・中央)は紙製のエシカルハンガーを取り扱う。紙は再生紙またはFSC 認証紙を使う。表面の化粧紙にはバナナの茎からなるフェアトレードペーパーを採用、貧困と海洋プラゴミ問題の解決に寄与。メッセージを書き込めるのでギフトにも最適。レギュラーサイズ3本セットで2145円(税込)。

3.株式会社ウテナ 0:42:54 〜 0:53:44

ゆず油

◆100%植物由来のヘアオイル「ゆず油」

高知県北川村のゆずの種から抽出したオイルを使用。数滴でトリートメント、ティースプーン数杯の量でヘアパックや頭皮マッサージにも使え、複数のケアをゆず油ひと瓶でまかなえるのが特徴だ。包装にはFSC森林認証紙やリサイクル率の高いビンを採用。後継者不足に悩む地方自治体の活性化に協力し、地元小学校向けにオンライン授業も行っている。

4.ソーシャルアクションカンパニー株式会社 0:54:09 〜 1:06:14

actcoin

◆社会性を価値にコイントークン「actcoin」

actcoinのユーザーはボランティアや寄付など社会貢献活動をするとブロックチェーンでコイントークンが付与される。現時点では、コインを換金したり、コインでモノを購入したりすることはできないが、将来的には1コイン1円でNPOへの寄付やエシカルなグッズと交換できるようにする予定。SDGsにまつわる行動を習慣化させる機能もある。

5.kikirico 1:06:46 〜 1:18:48

kikirico

◆離島の自然でアクセサリー「kikirico」

有数の真珠の産地である壱岐島の自然物を使用したアクセサリーブランド。アクセサリーの製作に用いる「バロックパール」はそれぞれに歪みがあり、唯一無二のデザイン性や希少性に惹かれる人も多い。カキ殻を釉薬にした焼き物、島の飲食店から出た天然のアワビの殻、海岸で集めた貝殻やシーグラスなども活用している。売り上げの一部を環境NGOのJEANに寄付している。

第2部

1.ライオン株式会社 0:11:28 〜 0:21:15

ハブラシ・リサイクルプログラム

◆歯ブラシの資源循環構築へ 「ハブラシ・リサイクルプログラム」

使い終わった歯ブラシを回収し、植木鉢などのプラスチック製品として再資源化するプログラム。歯ブラシは使い続けると汚れを落とす効果が低下するため、月に1度の交換が望ましいという。そこで、歯ブラシを資源循環させることで、環境貢献と口腔衛生を両立できる仕組みづくりを目指す。

2.h.LAB  0:21:41 〜 0:31:07

Clean & Refresh Hand Care Mist

◆人•環境をケアするハンドミスト 「Clean & Refresh Hand Care Mist」

手指を清潔に保ちながら乾燥や手荒れを防ぐ衛生ケアアイテム(化粧品)。主成分であるサトウキビ由来のオーガニックアルコールは、原産国の農業従事者への公平な賃金、生活、教育の改善を目指したフェアトレード認証原料。その他成分も動物実験を行っていないオーガニック認証原料のみ採用。売上金の一部を、国連WFPを通じた食糧支援にも。

3.兆-KIZASI- MADE WITH JAPAN  0:31:31 〜 0:42:44

兆-KIZASI- MADE WITH JAPAN/ネオエシカルファッションブランド

◆V系×エシカル 伝統と環境支える ネオエシカルファッションブランド「兆-KIZASI- MADE WITH JAPAN」

フェアトレードオーガニックコットンの生地と、オーガニックコットン製のミシン糸からなるオリジナルブランド。京都の伝統技術「京黒染め」でデザインを施し、伝統技術の継承も支える。サプライチェーンの人権を守り、適切な労働環境やトレーサビリティを保証するbioRe COTTONや、CO₂削減につながるコンポストになる梱包材を導入。

4.株式会社Innovation Design  0:43:00 〜 0:52:28

haishop

◆課題解決目指すおみやげ店「haishop」

商品は「日本で作られたもの」と「社会課題解決につながるメッセージが込められているもの」を基準に選んでいる。商品を通じて社会課題を知ってもらい、ライフスタイルを変える機会の提供を目指す。輸送で生じるCO₂ を抑制し、日本経済を支えるために日本製にこだわる。障がい者就労支援施設との連携なども進める。

とれたて魚と野菜の小料理 KIGI

◆レストランで食品ロスを啓発「とれたて魚と野菜の小料理KIGI」

食品ロスを削減するためのユニークな施策を展開。例えば、提携する農家で野菜が取れすぎた時や賄いを作りすぎた時に、1品を「OSUSOWAKE(おすそわけ)」として無料で提供する。店舗で発生した生ゴミはコンポストでたい肥化し、有機野菜を育て、その野菜を使った料理を提供し、食資源の循環を進める。週に1日だけ菜食を実践する「ミートフリーマンデー」も実施。

KITCHEN MANE

◆料理の価格利用者が決める「KITCHEN MANE」

食を取り巻く社会課題を知ってもらうために、料理の価格を設定せず、学びの対価として利用者が価格を決めるレストラン。三重県の二木島漁港から、市場には出回らない魚も含めた鮮魚を仕入れて料理を提供する。正規品も規格外も同等に仕入れ、規格外の野菜が廃棄されている現状なども伝えている。その日の食材でメニューを考案することで食品ロス削減にも貢献している。

5.株式会社キミカ 0:53:00 〜 1:03:13

アルギン製品シリーズ

◆漂着海藻が生み出す天然食物繊維「アルギン製品シリーズ」

 アルギン酸は海藻のネバネバ成分からつくられる天然の食物繊維。食品、医薬品、化粧品などの原料として幅広く活用される身近な素材。キミカのアルギン酸は、固くて食べることができない南米チリの漂着海藻を原料に、環境配慮型の独自製法で生産されている。他に使い道のなかった漂着海藻に価値を見出すことで、チリ漁民の生活水準を飛躍的に向上させた。

6.株式会社きじま 1:04:16 〜 1:13:35

きじま(きじま)

すべての食材で持続的な調達を「和食店チェーン『きじま』」

和食店チェーンのきじま(横浜市)は、横浜市内を中心に6店舗と、ケータリングや百貨店での物販事業を展開。「美味しい和食と豊かな海を、未来もずっと。」を掲げ、無農薬・無肥料で栽培された農産物、MSC・ASC認証を受けた水産物、アニマルウェルフェアに配慮した畜産物、FSC認証製品の調達に力を入れる。「きじま オーガニックチャレンジ」と題して、取り組みを数値化し、その達成度を自社サイトで公開。

7.大栗紙工株式会社 1:13:53 〜 1:23:09

mahora

◆「mahora」発達障がいでも使いやすいノート

発達障がい者の中には既存のノートに使いづらさを感じる人がいることを知り、製品開発が始まった。当事者に聞くと、「白地だと紙の反射がまぶしい」「薄い罫線 で行が分かりにくい」といった声があった。試作を 重ね、色は優しい色合いのレモンとラベンダー、罫線は行が分かりやすい「あみかけ罫」と「太細交互罫」で、誰でも使いやすいノートを作り上げた。

8.山陽製紙株式会社 1:23:23 〜 1:32:26

PELP!

◆紙を捨てずに循環させる「PELP!」

「捨てず、燃やさず、めぐる紙」─。オフィスなどでの不要なコピー用紙を専用の回収袋「PELP! BAG」に詰めて宅配便で送ると、再生紙をへてオリジナルの名刺や封筒などのオフィス用品、ライフスタイル雑貨にアップサイクルされて戻ってくる。捨てられる前の紙より価値の高いものをつくることで「循環型社会への貢献」という理念を体現し、その輪を広げるさきがけとなるサービスだ。

9.株式会社AMRITARA 1:32:49 〜 1:44:04

エイジソリューションクリーム

◆保湿クリームに無農薬の和ハーブ「エイジソリューションクリーム」

地産地消や産地支援に根差し、できるだけ農薬や肥料を使わない原料を厳選している。ニガヨモギ、桑の葉、ドクダミなどの和ハーブ をオリジナルエキス化。クリームに含まれるニガヨモギ、ローマンカモミール、ホワイトローズマリーは、自社農園で農薬も肥料も使わずに育てている。同社の他製品も含め、2021年3月末から使用済み容器を直営店で回収し、リサイクルも始める。

ハイビスカス チーク[パウダリー]

◆沖縄のハイビスカスをチークに「ハイビスカス チーク(パウダリー)」

メイクアップ製品に使われる合成着色料(タール色素)や、カルミン、コチニールをはじめ、石油由来成分を一切使わない100%天然由来のチーク。沖縄・宮古島の在来種「あかばなぁ」というハイビスカスが原料だ。売り上げの一部を「サンゴの森基金」に寄付し、沖縄のサンゴ礁の再生や保護活動、サンゴ培養植付け、保護技術の確立に使われる。

インディゴ バランシング ソープ

◆日本の「藍」で昔ながらの石鹸「インディゴバランシングソープ」

国内最大の藍の生産地、徳島県のタデ藍を使用し、昔ながらの製法を継承した石鹸作りを行う。減少傾向にある藍農家と直接契約することで地域振興につなげる。植物オイルはすべてオーガニック、シアバターはフェアトレードで調達。50℃前後の温度で時間をかけて熟成させる「コールドプロセス製法」は、原料に含まれる成分を壊さない必要最低限の熱だけを加える製法だ。