ミャンマー内戦下で難民559人を「不認定」にする非情

出入国在留管理庁は5月13日、2021年の難民認定者数が74人(前年比27人増)だったと発表した。難民認定申請者数は2413人(前年比1523人減)で、認定者数は過去最多になったものの、認定率は0.7%(※)にとどまった。2021年の難民申請者で最も多いのがミャンマー国籍の612人だった。過去の申請と合わせて2021年に認定を受けたミャンマー出身者は32人にとどまり、559人が不認定とされた。そのうち在留を認められたのは456人だ。(オルタナ副編集長=吉田広子)

世界の難民認定率の比較(提供:難民支援協会)
世界の難民認定率の比較(提供:難民支援協会)
yoshida

吉田 広子(オルタナ副編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。執筆記事一覧

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キーワード: #ビジネスと人権

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