ビジョンと利益は51対49、中川政七商店の経営哲学

中川政七商店・13代中川政七(会長)インタビュー

1716年創業の中川政七商店(奈良市)は「日本の工芸を元気にする!」というビジョンを掲げるが、創業以来、同社はビジョンや経営理念を持っていなかった。ところが2007年に13代中川政七(現会長)が同社初のビジョンを策定したところ、ビジネスモデルに加え、求人や社員のモチベーション向上などにも影響が出て、売上高は中川会長が入社した当初の4億円から在籍16年で52億円と倍々増となった。ビジョンと利益を「51:49」で考える中川会長にビジョンの作り方や社内浸透のポイントを聞いた。(聞き手・オルタナS編集長=池田 真隆)

インタビューを受ける中川政七商店の13代中川政七(現会長)
M.Ikeda

池田 真隆 (オルタナS編集長)

株式会社オルタナ取締役、オルタナS編集長 1989年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。 環境省「中小企業の環境経営のあり方検討会」委員、農林水産省「2027年国際園芸博覧会政府出展検討会」委員、「エコアクション21」オブザイヤー審査員、社会福祉HERO’S TOKYO 最終審査員、Jリーグ「シャレン!」審査委員など。

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キーワード: #パーパス

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