窓ガラスに採用可能な透明太陽電池の技術開発

~マンションDER・防災サービスへの活用でカーボンニュートラルと安心・安全の提供に貢献~

中央電力株式会社(代表取締役社長:丹治保積、住所:千代田区永田町)は、マンションやビルの窓ガラスを太陽電池として活用可能な「透明太陽電池研究プロジェクト」※1(京都大学 坂本准教授らの研究グループ)に寄附をするとともに、本技術の実用化・商業化に向けて開発・製造・販売を行う株式会社OPTMASS(代表取締社長:中川徹 氏、住所:京都府京都市左京区)に対しても出資し、要素開発から製品量産化までを一貫してサポートします。
※1 京都大学Webサイトhttps://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2019-02-13

■寄附・出資背景
現行の太陽電池は可視光を対象としているため、利用場所が未利用地(屋根等)に限られ、自然共生や景観の観点からも継続的な普及が難しくなってきています。本デバイスは赤外光を用いるため、将来的に電力消費の多い都市マンションなどの窓ガラスなどでの利用が可能となり、当社が実施・提供する「マンションDER」※2や「マンション防災サービス」※3と非常に親和性が高い技術です。マンションの脱炭素化や停電時でも電力を使える環境構築に向けた長期的な取組みの一環として、本技術の開発・量産化をサポートします。
 ※2 https://denryoku.co.jp/news/news_release/2064/
 ※3 https://denryoku.co.jp/news/news_release/2228/

■「透明太陽電池研究プロジェクト」概要
太陽光の約半分を占める未開発エネルギー資源の“赤外光”を電力に変換する透明なデバイス(透明太陽電池)開発を通じて、新しいエネルギー資源創出を目指すプロジェクト。本研究プロジェクトでは、変換材料のさらなる研究開発を通じて、材料コストの低減や変換効率の向上を目指しています。

■寄附・出資に関する坂本准教授からのコメント
OPTMASSや私が目指す「世の中を良くしたい」という想いと中央電力の理念「八方よし」が一致したため、多数の出資依頼の中から選出し、今回出資と研究室への寄附をいただきました。建材や自動車、ガラスメーカーのように直接的には本技術とビジネスが関係していないことも選出の決め手になりました。
本技術は将来的にマンションやビルなどの窓ガラスに活用され、「街を森にする」ことを目指しています。我々の生活する都市では日々膨大な量のCO2を排出しています。地球環境への影響を考えると今は都市で生活することのうしろめたさを感じている方も多いかもしれません。本技術を適用すると“省エネ”と“創エネ”の双方が1枚のガラスで可能になります。このガラスが入った建築物を使って生活するだけで地球温暖化の原因となっている赤外線を吸収でき、結果的に地球環境問題の解決に貢献することができます。そうすると、都市に住むこと自体が地球温暖化防止に繋がる…と想いを馳せています。今後は、中央電力と一緒に組んだ縁から、まず熱線遮へいフィルムを一括導入マンションにテスト導入させていただき、効果を見たいと考えています。

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キーワード: #脱炭素

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