男性のカッコ良いクールビズとは

ファッションプロデューサー・四方義朗さんが提案する男性のクールビズファッション。サファリルックやマリンスタイルなど

7月に入って政府による電力使用制限令の発動でオフィスでの節電が義務付けられ、毎日の服装選びに苦労している人も多いかもしれない。そんな中、6日に都内で開かれたイベント「SUPER COOLBIZ 2011」で男性がクールビズファッションをカッコ良く着こなすためのポイントが伝授され、会場の注目を集めた。

クールビズが始まった2005年の愛知万博でクールビズファッションショーを手掛けたファッションプロデューサーの四方義朗さんによると、男性がクールビズファッションをカッコよく着こなすには3つのポイントがあるという。

まずはサファリルック。短いパンツスタイルに長い靴下を組み合わせることで、足元の涼しさを演出しながらも、すね毛が気になるという女性の反応にも配慮できる。次はマリンスタイル。白い靴や胸元のチーフを組み合わせると、清潔感を印象づけることができる。最後に、水で濡らして使えるスカーフやサングラスを上手に取り入れること。カジュアルフライデーなどに試してみたいスタイルだ。

イベントではこのほか、環境省や家電メーカー、住設備メーカーなどが、オフィスや家庭での節電につながるノウハウを解説、提案するパネルディスカッションも行われた。コーディネーターの河口真理子さん(大和総研環境・CSR調査部部長)は「電気が使えることに感謝しながら、自分自身の取り組みを身近な人に発信し、広めていきましょう」と呼びかけた。

いよいよこれからが暑さも本番。日本のこの夏の節電の取り組みと成果を共有し、発信することで、世界に新たなモデルケースを提示したいものだ。(オルタナ編集部 木村麻紀、猪鹿倉陽子)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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