記事のポイント
- 帝国ホテルは11月30日、「食のサステナビリティフォーラム2022」開催
- 食ロス削減やサーキュラーエコノミーの視点で食材やレシピの見直しを加速
- 廃棄予定食品を用いた商品開発で食品ロスの削減を行う
帝国ホテルは11月30日、第14代帝国ホテル東京料理長・杉本雄氏による「食のサステナビリティフォーラム2022」を開催した。帝国ホテルは、杉本料理長のリーダーシップの下、「おいしく社会を変える」プロジェクトを発足し、食品ロスの削減や、サーキュラーエコノミーの視点で食材やレシピを見直す取り組みを加速する。新設した料理長直轄のFB(フード&ビバレッジ)商品開発室は、食品を廃棄しない取り組みとして、野菜などの皮を活用したサステナブルソルトや、耳まで白いサンドイッチパンをすでに開発した。杉本料理長は、食を通じて社会課題を解決するには、これまでの「当たり前」を再考することが大事だという。(北村佳代子)