生物多様性のCOP15、「30by30」など国際目標に合意

記事のポイント


  1. COP15、2030年までの新たな国際目標「ポスト2020枠組み」を採択した
  2. 世界の陸域・海域の30%の保護を目指す「30by30」なども盛り込まれた
  3. 生物多様性保全へ一歩前進も、浮かび上がった各国の温度差など課題も

カナダ・モントリオールで開かれていた国連の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)は、19日に2030年までの新たな国際目標「ポスト2020枠組み」を採択した。世界の陸域・海域の30%の保護を目指す「30by30」なども盛り込まれ、生物多様性保全の動きが一歩前進するが、これまでの交渉で浮かび上がった各国の温度差などの課題をどう乗り越えるかが試される。(オルタナ編集委員=関口威人)

新枠組みが採択された19日未明のCOP15本会議(一般社団法人Change Our Next Decade・矢動丸琴子代表提供)
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関口 威人(オルタナ編集委員)

中日新聞記者を経て2008年からフリー。名古屋を拠点に防災、環境、経済、地方自治、科学技術などをテーマに走り回る。一般社団法人なごやメディア研究会(なメ研)代表理事、サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」編集委員、日本環境ジャーナリストの会(JFEJ)正会員、NPO法人「震災リゲイン」理事。

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キーワード: #生物多様性

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