サステナ経営検定テキストから:世界の貧困と児童労働

*この記事は「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版(2022年11月30日発売)」から抜粋しています。テキストの購入はこちら、サステナ経営検定についてはこちら

第4章:必須キーワード
4-2:世界の貧困と児童労働

世界で約7億人が1日1.9㌦未満で暮らす

2020年1月世界経済フォーラム(ダボス会議)に合わせて国際NGOオックスファムが発表した世界の不平等に関する報告書では、「2153人の億万長者が持つ富は、世界の人口6割を占める46億人の富の合計よりも大きい」「トップ22人の男性富豪が持つ富は、アフリカ全体の女性が持つ富よりも大きい」という衝撃的な数字が発表され、「不平等を是正する政府の施策が少なすぎる」ことを指摘している。

世界銀行によると、国際貧困ラインである1日1.9㌦未満で暮らす人の数は6億9600万人(2017年推計)。1990年と比較すると全体では63%減少しているが、サブサハラ・アフリカでは53%増加している。また、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、増加傾向に転じることが懸念されている。

世界の児童労働者数、1億6000万人

*この続きは「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版」に掲載しています。テキストのご購入はこちら

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サステナ経営検定

「サステナ経営検定」は、多くの企業や組織が持続可能(サステナブル)になるために、CSRの意義とメリットを広め、実践してもらうこと、また検定合格者が健全で生産性や競争力が高い社会の実現に貢献することを目指しています。「サステナ経営検定」は、1級~4級まであります。1級試験は秋、2~3級試験は春と秋、4級試験は毎月実施しています。

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