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第4章:必須キーワード
4-2:世界の貧困と児童労働
■世界で約7億人が1日1.9㌦未満で暮らす
2020年1月世界経済フォーラム(ダボス会議)に合わせて国際NGOオックスファムが発表した世界の不平等に関する報告書では、「2153人の億万長者が持つ富は、世界の人口6割を占める46億人の富の合計よりも大きい」「トップ22人の男性富豪が持つ富は、アフリカ全体の女性が持つ富よりも大きい」という衝撃的な数字が発表され、「不平等を是正する政府の施策が少なすぎる」ことを指摘している。
世界銀行によると、国際貧困ラインである1日1.9㌦未満で暮らす人の数は6億9600万人(2017年推計)。1990年と比較すると全体では63%減少しているが、サブサハラ・アフリカでは53%増加している。また、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、増加傾向に転じることが懸念されている。
■世界の児童労働者数、1億6000万人
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