サステナ経営検定テキストから:エシカルなビジネス

*この記事は「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版(2022年11月30日発売)」から抜粋しています。テキストの購入はこちら、サステナ経営検定についてはこちら

第4章:必須キーワード
4-4:エシカルなビジネス

英国に端を発する「エシカル」という概念

「エシカル」とは、英語のethic(倫理)の形容詞として「道徳的な、倫理的な」を意味するが、今日的には社会や環境への配慮を表す意識や価値観、ライフスタイルを表す言葉として使われ始めた。この流れは、英国に端を発したといわれている。

1989年、英国の専門誌「エシカルコンシューマー(Ethical Consumer)」がマンチェスター大学の3人の学生によって創刊された。「消費者の力で、グローバルなビジネスをより持続可能なものにする」ことをミッションとして掲げている。

同誌では企業や商品のエシカル度を測る指標「Ethiscore(エシスコア)」を独自に計測、公表している。具体的には「Environment(環境)」「Animals(動物の権利)」「People(人権)」「Politics(反社会勢力支援など)」「Sustainability(持続可能性)」という5大項目、19小項目で評価を行う。

エシカル関連消費は拡大傾向

*この続きは「サステナ経営検定(サステナブル経営/CSR検定)3級公式テキスト2023年版」に掲載しています。テキストのご購入はこちら

サステナ経営検定

サステナ経営検定

「サステナ経営検定」は、多くの企業や組織が持続可能(サステナブル)になるために、CSRの意義とメリットを広め、実践してもらうこと、また検定合格者が健全で生産性や競争力が高い社会の実現に貢献することを目指しています。「サステナ経営検定」は、1級~4級まであります。1級試験は秋、2~3級試験は春と秋、4級試験は毎月実施しています。

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