記事のポイント
- 木を薄く削って作られる「経木」の需要が再び高まりつつある
- 経木は「敷く」「包む」「飾る」などサステナブルで実用的な包装材だ
- ところが主原料であるアカマツは気候変動で減少しているという
やまとわ(長野県伊那市、中村博社長)は、地域の森林資源を使って、「経木(きょうぎ)」の生産、販売を行っている。木を薄く削って作られる「経木」は、「敷く」「包む」「飾る」など多彩な機能がある。プラスチック代替品としての期待も高まるが、気候変動によるアカマツの減少や、後継者不足という課題もあるという。(オルタナ編集部・下村つぐみ)