生徒の発達障がい疑い約9%、「個々の症例に寄り添って」

記事のポイント


  1. 文科省調査では学習・行動面で「著しい困難」がある生徒は8.8%に上る
  2. 当事者の親は「症例は百人百通り」、個々の症例にあった包摂が課題に
  3. 社会人として活躍できる環境をつくる取り組みが官民で始まる

全国の小中学校で、学習面や行動面で「著しい困難」がある生徒が推定8.8%いることが、昨年12月、文科省が発表した調査結果でわかった。発達障害の子を持つ、フリーアナウンサーの赤平大さんは「症例は百人百通り」で、個々の症例にあった包摂(インクルージョン)が課題だと指摘する。教育現場での支援の充実に加えて、社会人になってからも活躍できる環境づくりが官民で始まった。(オルタナ編集部・萩原 哲郎)

文科省調査は小中学校の生徒の8.8%に「学習面又は行動面で著しい困難を示す」と推定した
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萩原 哲郎(オルタナ編集部)

2014年から不動産業界専門新聞の記者職に従事。2022年オルタナ編集部に。

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キーワード: #ジェンダー/DE&I

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