「基準値以下でも抵抗感」生協調べ

パルシステム生活協同組合連合会は11日、20代から50代の主婦を対象とした家族の食卓に関する調査結果を発表した。それによると、震災の被災地域の食材を食べることで復興を応援したいと考える主婦が50代で約7割に達する一方、食材に含まれる放射性物質の検出結果が基準値以下レベルでも、小学生以下の子供に食べさせることに抵抗があると感じる人が8割以上に上ることがわかった。

※パルシステム資料から引用

また、放射性物質の汚染が気になる食材についての質問では、野菜、魚類、牛肉、米の順で気にする人が多く、政府や自治体が行う放射性物質検査の結果を信頼している人の割合は全体の35%弱にとどまった。

調査は携帯電話のインターネット機能を利用して9月中旬に実施された。有効回答数は1000件。(オルタナ編集部=斉藤円華)2011年10月11日

パルシステム生活協同組合連合会 プレスリリース

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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