プラ条約会議、日本の「野心高い連合」参加に驚きの声

記事のポイント


  1. プラスチック条約策定のための政府間交渉の第2回会合が始まる
  2. これまで規制に消極的だと思われていた日本政府が、ライフサイクル全体の規制を強く目指す連合に参加
  3. 国際環境NGOグリーンピースが、日本の野心連合への参加を歓迎する一方、懸念も表明

プラスチック条約を策定するための政府間交渉の第2回会合(INC-2)が、フランス・パリで5月29日から始まった。開催に先立つ26日、同条約策定交渉に関する「高い野心をもつ連合:HAC」が開催したイベントに日本政府代表団も参加し、HACへの参加を表明した。これにより日本は、プラスチック汚染根絶に挑む強い姿勢を世界に示したが、INC-2でその本気度が試されることになる。(オルタナ編集委員・栗岡理子)

海岸に打ち上げられたごみ。拾っても拾ってもすぐにごみが溜まる
環境にやさしい暮らしを考える

栗岡 理子(編集委員)

1980年代からごみ問題に関心をもち、活動しています。子育て一段落後、持続可能な暮らしを研究するため、大学院修士課程に進学。2018年3月博士課程修了(経済学)。専門は環境経済学です。執筆記事一覧

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キーワード: #脱プラスチック

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