記事のポイント
- プラスチック条約策定のための政府間交渉の第2回会合が始まる
- これまで規制に消極的だと思われていた日本政府が、ライフサイクル全体の規制を強く目指す連合に参加
- 国際環境NGOグリーンピースが、日本の野心連合への参加を歓迎する一方、懸念も表明
プラスチック条約を策定するための政府間交渉の第2回会合(INC-2)が、フランス・パリで5月29日から始まった。開催に先立つ26日、同条約策定交渉に関する「高い野心をもつ連合:HAC」が開催したイベントに日本政府代表団も参加し、HACへの参加を表明した。これにより日本は、プラスチック汚染根絶に挑む強い姿勢を世界に示したが、INC-2でその本気度が試されることになる。(オルタナ編集委員・栗岡理子)